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ナパ

Author:ナパ
静岡でアンテナを伸ばす32歳。
新生活を機に日記独立しました。
いつでも今を大切にしたいです。

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シャンティタウン、マコーズ
つむらや、どんまい、つぼみ
チュチュルリエ、ボルカノ、忠太

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しずおか78チャンネルのアンテナ
インスピレーションや思索の粒を発信してみます
クールダウン
 今日はとてもうれしいことがあった。ある企業の社長から
とてもありがたいお言葉をいただいた。具体的には、新たな
取引が始まろうとしている企業の社長に「30年間、社長を
務めているが、君のように説得力ある営業はほとんどいない。
実際に私を説得して納得させたのは君が20年ぶり、3人目だ。」
と言っていただいた。「会社を辞めたらウチに来てほしい」とも。
「辞めたらウチに来ないか」という類の話はごくたまにあるが、
過去30年で3人しかいない「伝説の営業」の1人が自分だと
言われたら、それがお世辞だとしてもこの上なく光栄である。
テレビ広告の営業をして5年、今日は記憶に残る1日だった。


 自分で自分をほめることはあっても、周囲からほめられた経験は
ほとんどない私、いや、そんなこともないか。ともあれ、せっかく
ほめていただいたので、何がどう良かったのか詳しく聞いてみた。
一、商談の際、全く物怖じせず、率直であったこと。
一、提案が、プロフェッショナルの仕事として信頼できたこと。
一、クライアントの意向に流されず、課題に対してブレないこと。
たとえ5年に1度でも、このようにほめてもらったらうれしいし、
自分もこのクライアントには精一杯の力を注ごうという気になる。
人の心を掴むってこういうことだよな、と社長の人心掌握術を
客観視しながらも、私の心はガッチリと社長に掴まれてしまった。


 私のブランチは比較的小さな市場で、地場の企業をターゲットに
ゲリラ的な営業活動を展開している。業界の端っこでチマチマ動く
私なんかは、言ってみれば広い動物園のなかで幼い子供たちに
かわいがられたり弄ばれたりするハムスターみたいなものだろう。
子供たちの人気はパンダやライオン、コアラといった、いわゆる
花形の動物に集中し、ハムスターなぞはあまり相手にされない。
ハムスターがいることすら知らずに帰ってしまう子供たちも多い。
しかし一方で、ハムスターは子供たちと1対1で向き合い、時には
その手のひらに包まれて、じかに子供たちの体温を感じることが
できる存在でもある。


 顧客層が中小企業だからこそ、企業トップを相手に提案する機会を
持ち得るし、経営のダイナミズムにもわずかながら関わることができる。
私たちの営業スタイルは、一種のコンサルタントに近いのかもしれない。
クライアントとのコミュニケーションが濃密なので人情営業も必要だが、
中長期的な広告戦略や専門部署を持たない新規クライアントに対しては
課題を見出し、ロジカルに解を導くスタイルでの提案が必要不可欠だ。
こうして考えると、このブランチはかなりエキサイティングな舞台である。


 さて、思えば、部屋探しから引っ越し、日曜大工や式場巡りなど
ここしばらくはのんびり出かけることも少なかった。新生活も
落ち着いてきたので、姫と「久々に旅行にでも行きたいね」という
話になった。さすがにこの時期に一週間の休みを取る勇気はないが、
週末を絡めた代休消化と有給休暇で台湾に行くことにした。出発は
今から1時間後、午前4時である。午前中には台北到着の予定。


 ちなみに、前回登場のUさんとは全くの無関係である。多少の
アドバイスは頂いたが、台湾という選択は偶然の一致。もともとは
週末プラス1日でふらっと行くかという感覚でいたが、せっかく貯めた
マイレージを使うことだし、どうせなら少しでも長く滞在したいと
欲が出て、結局3泊4日になった。台湾入国は初めて。実を言うと、
今日は早く帰って準備する予定だったが、先輩たちと飲んでしまい、
まだ何も予定を組んでいない。ひとまずシャワーを浴びてから、
どうしよう、もう寝れないか。



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